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REPORT 現地レポート

Window5[第2戦]日本87-74バーレーン:「全員が我慢をして最後まで粘り切ることができ、チームとしても成長することができました」張本天傑選手

2022年11月12日

 「FIBA ワールドカップ 2023 アジア予選(Window5)」第1戦は、87-74でバーレーンに勝利した男子日本代表チーム。50-33と17点リードして終えた前半について、トム・ホーバスヘッドコーチは「最初から積極的にアタックし、良いスタートを切ることができました」と述べ、その20分間で4本の3ポイントシュートを決めた張本天傑選手(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)も「自分たちのバスケができたことで良いリズムで終えることができました」と振り返ります。

 しかし、後半はバーレーンに追い上げられ、「少しアウェーの雰囲気に飲まれてしまう部分もありました」と張本選手は言うように、第3クォーター終盤には4点差まで詰められます。チームファウルがかさみ、「耐えなければならない時間でしたが、そこを乗り越えたことで第4クォーターはフレッシュな選手をコートへ送り出し、引き離してくれました」とホーバスヘッドコーチは勝因を挙げます。張本選手も「全員が我慢をして最後まで粘り切ることができ、チームとしても成長することができました」という結果となりました。

 相手ペースで追われる時間帯に少しでも気持ちで負けてしまえば、そのまま結果に反映され兼ねません。「バーレーンはインサイドの選手たちにパワーがあり、シュートが入りはじめてしまえば、相手のオフェンスを止めることは難しくなります。でも、そこで選手たちが最後まで日本のバスケを徹底し、勝ち切れたことで良い試合になりました」とホーバスヘットコーチは評価し、諦めることなく勝利をつかみ取ることができました。

 河村勇輝選手(横浜ビー・コルセアーズ)はリードをキープできなかった点に対し、「40分間しっかりと戦い抜くことが大事だというところを再認識できたゲームでした」という反省点を次の試合につなげます。今年3度目の対戦となるカザフスタン戦へ向け、「お互いにチームの特徴はもう分かっています。その中で大事になるのが、この試合での反省点となったインテンシティなどの部分になります。40分間しっかりと戦い抜いて、成長できるようにがんばってきます」と河村選手は続け、気分良く次の対戦へ向けた移動がはじまります。

 次戦は11月14日(月) 23:00よりカザフスタンと対戦します。

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