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REPORT 現地レポート

WIndow4[第2戦]カザフスタン戦へ向けて──「沖縄という地は特別な場所のひとつ。すごく気持ちが入る試合になる」須田侑太郎選手

2022年8月29日

 アウェーゲームのイラン戦を終えた男子日本代表とカザフスタンは沖縄に到着。明日8月30日(火) 18:00より行われるFIBAワールドカップ2023 アジア地区 2次予選(Window4)[第2戦](※以下FIBAワールドカップ予選)へ向け、前日練習が公開されました。

 先日のイラン戦は帯同できず、日本で試合を観ていたトム・ホーバスヘッドコーチ。5点しか奪えなかった第2クォーターについて、「あの試合は第1クォーターに7/15本(46.67%)と3ポイントシュートがよく入りました。しかし、第2クォーターに入らなくなったことで(1/11本)少し自信がなくなり、またペイントアタックも少なかったです」とその原因について言及します。

 カザフスタン戦には3年ぶり、ホーバスヘッドコーチ就任後は初となるニック・ファジーカス選手(川崎ブレイブサンダース)がロスター入りしました。「イラン戦の第2クォーターのような状態になったとき、ニック選手のローポストにパスを入れたり、まわりを生かすプレーは効果的ではないかと思います。パスが上手でシュート力もあるので、楽しみです。また、日本の弱い部分でもあるリバウンドもニック選手の加入は大きいです」とホーバスヘッドコーチは期待し、すでにフィットしている手応えも感じています。

 これまではコロナ禍を考慮し、ホームまたはアウェーで連続2試合を行ってきたFIBAワールドカップ予選。このWindow4より、これまで同様にホーム&アウェーで開催。日本はアウェーからホームに戻るため、いずれにしても時差の影響を受ける過酷な戦いです。また、はじめてこの移動を経験する選手も多く、その一人である須田侑太郎選手(名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)は、「タフなシチュエーションではありますが、言い訳にはなりません。ましてやホームゲームなので、強い気持ちで良いエネルギーを出して試合ができれば良いと思います」と心身ともに万全な状態な明日の試合を迎えられるように準備しています。

 Bリーグ 2017-18シーズンより2年間、琉球ゴールデンキングスでプレーした須田選手は、日本代表として凱旋試合に臨みます。「沖縄という地は僕の中でも特別な場所のひとつであり、すごく気持ちが入る試合になります。チームに良いエネルギーを与えられるようなプレーを心がけて、アグレッシブに今まで積み上げてきたものをしっかり発揮できれば良いと思っています」とファンへ恩返しする試合に臨みます。

 カザフスタンとは7月のFIBAアジアカップで対戦し、そのときは100-68で勝利しました。「相手はプレッシャーに弱いことが分かっているので、しっかりディフェンスから良いリズムを取れるようにしたいです。あのときの後半のイメージを持って第1クォーターから戦っていきます」とキャプテンの富樫勇樹選手(千葉ジェッツ)は気合いを込め、ホームでの勝利を目指します。

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